感謝の心
朝起きてから、どれだけの数の「自己愛」が発動されたか・・・。
瞬間的に「イラっ」としたり、決めつけたり、ジャッジしたり・・・。
私は毎日、気が付かないうちに沢山の「自己愛」を発動している。
その原因の一つに感謝が足りないという事があると思う。
例えば、『朝の自転車置き場のおじさん』
いつも集まって話していて、後ろの入り口から入っても誰も気づかない。
時間がないのに、前の入り口までいかなければならない。
以前は中央、後方と人が分散していて、気を配ってくれていた。
・・・等々。
こんな時、私は「自己愛」が発動する。
仕事してくださいよ! と。
そういう空気を醸し出して、「ありがとうございます」と
いうものの、そっけなくその場を立ち去っている。
掃除や整頓、月極の管理、学生への声掛け・・・朝の一瞬の対峙では
見えないところで、沢山の作業をしてくださっている事への
理解や感謝の気持ちが少ないのだと思う。
市の駐輪場は格安だし、いつもきれいにしてもらっている。
私の目に見えている世界はほんの一部だ。
私が生きているという事は、いろんな方のサポートがあるという事。
物が一つ私の手に入るまで、どれだけの人がかかわるのか。
材料から考えると1本の鉛筆でさえ、本当に沢山の人が関わっている。
いつも、そして瞬時に出来事や物事の有難さが理解ができればいいけど、
そんなことができるはずもないので、
普段から、感謝ノートをつけていこうと思ったのに、また止まってしまった。
身の回りの微細なことにもっともっと目を向けて、
自分の理解に及ばない部分へ少しでも理解しようという気持ちを持っておきたい。
自分に与えられたものや、自分が関わる人、この世界の微細な部分にもっと
感謝できるようになりたい。